「全裸睡眠」で脚が美しくなる? かんたん“水毒”解消法
美脚を目指しているのに、太ももやふくらはぎのシルエットがすっきりしなかったり、肌が厚ぼったく見え、くすんだ色になってきたり。自分の脚にそんな症状が表れたら要注意。それは“水毒”の影響かも。
9割の女性が悩まされているという水毒は、余分な水が体の中に停滞することで悪い影響が出てしまっている状態のこと。今回は、そんな厄介な水毒を解消する方法を、経絡整体師の朝井麗華さんに教えてもらった。ちょっとした心がけや運動で、体に溜まりがちな水分をこまめに排出しよう!
◆足首運動
脚のむくみに大きくかかわっているのが、首、手首、足首の「3つの首」。日常的に動かして、常に血行を促進することが、美脚への近道となる。
「それらの“首”は、いわば水の巡りの要所。細くなっていて関節もあるので、ここで流れが一気に滞りやすくなるわけです。ですからここを常に開通させておくことが重要になります。なかでも体の一番下にある足首は、全身の水の折り返し地点で、特に重要。足首が固いと循環が滞り、下半身で流れが滞りやすくなります」
できるだけ動かしてほぐしておこう。効果的なのは、椅子に座った状態での足首の曲げ伸ばし運動。オフィスでのリフレッシュや休憩時間にも、ぜひ試してみて。
◆三点倒立
朝井さんが水毒対策のために欠かさず行っている日課のひとつが、なんと逆立ち。
「二足歩行の我々は、常に脚を下にした状態で生きているわけですから、毎日の生活でどうしても下半身に水が溜まることになります。そこで、ときには全身を思い切って逆さまにしてみましょう。溜まった水がドバーッと一気に上半身に流れ込み、脚まわりは驚くほどすっきり。ほどよく全身の筋肉を使うので、続けると水分を溜めにくくなる。つまりむくみにくい体質になっていくんです。時間は、夜寝る前か、帰宅直後がおすすめです」
完全な逆立ちに自信がない人は、まずは両ひじと頭頂部を床につけた三点倒立にチャレンジしてみて。
◆全裸睡眠
私たちの生活の3分の1の時間を占める睡眠は、体の中の水の巡りを整えるという意味でもとても重要な時間。そこで、水毒に悩む人に朝井さんがすすめるのが、なんと全裸睡眠!
「どんなにゆったりしたパジャマでも、何かしら体を締め付けるものがあると、人間の3大エネルギー「気・血・水」の巡りは妨げられてしまうというのが私の持論。 だから私は、眠るときは基本は裸族なんです(笑)。裸で眠ると、血液やリンパの流れがよくなり、体は自家発熱していつもよりポカポカ温まります。コットンやリネンといった植物性の素材の寝具を取り入れると、神経が鎮静化し、よりリラックスすることができますよ」
イラスト・micca
※『anan』2015年4月29日・5月6日号より 《anan編集部》
9割の女性が悩まされているという水毒は、余分な水が体の中に停滞することで悪い影響が出てしまっている状態のこと。今回は、そんな厄介な水毒を解消する方法を、経絡整体師の朝井麗華さんに教えてもらった。ちょっとした心がけや運動で、体に溜まりがちな水分をこまめに排出しよう!
脚のむくみに大きくかかわっているのが、首、手首、足首の「3つの首」。日常的に動かして、常に血行を促進することが、美脚への近道となる。
「それらの“首”は、いわば水の巡りの要所。細くなっていて関節もあるので、ここで流れが一気に滞りやすくなるわけです。ですからここを常に開通させておくことが重要になります。なかでも体の一番下にある足首は、全身の水の折り返し地点で、特に重要。足首が固いと循環が滞り、下半身で流れが滞りやすくなります」
できるだけ動かしてほぐしておこう。効果的なのは、椅子に座った状態での足首の曲げ伸ばし運動。オフィスでのリフレッシュや休憩時間にも、ぜひ試してみて。
◆三点倒立
朝井さんが水毒対策のために欠かさず行っている日課のひとつが、なんと逆立ち。
「二足歩行の我々は、常に脚を下にした状態で生きているわけですから、毎日の生活でどうしても下半身に水が溜まることになります。そこで、ときには全身を思い切って逆さまにしてみましょう。溜まった水がドバーッと一気に上半身に流れ込み、脚まわりは驚くほどすっきり。ほどよく全身の筋肉を使うので、続けると水分を溜めにくくなる。つまりむくみにくい体質になっていくんです。時間は、夜寝る前か、帰宅直後がおすすめです」
完全な逆立ちに自信がない人は、まずは両ひじと頭頂部を床につけた三点倒立にチャレンジしてみて。
◆全裸睡眠
私たちの生活の3分の1の時間を占める睡眠は、体の中の水の巡りを整えるという意味でもとても重要な時間。そこで、水毒に悩む人に朝井さんがすすめるのが、なんと全裸睡眠!
「どんなにゆったりしたパジャマでも、何かしら体を締め付けるものがあると、人間の3大エネルギー「気・血・水」の巡りは妨げられてしまうというのが私の持論。 だから私は、眠るときは基本は裸族なんです(笑)。裸で眠ると、血液やリンパの流れがよくなり、体は自家発熱していつもよりポカポカ温まります。コットンやリネンといった植物性の素材の寝具を取り入れると、神経が鎮静化し、よりリラックスすることができますよ」
イラスト・micca
※『anan』2015年4月29日・5月6日号より 《anan編集部》