韓国の若者の就職難、さらに深刻化・・留学帰りや院生で“3K”仕事目指す人も―韓国メディア

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韓国では若者の就職難がさらに深刻化し、海外留学帰りや高学歴でも「汚い、きつい、危険」の「3K」仕事を目指す人が出てきているという。韓国メディアの報道として、中国新聞網が24日伝えた。

韓国産業人材公団によると、「3K」分野で仕事をするために必要な資格を取得する20〜30代の韓国人が大幅に増えている。

オーストラリア留学から帰国したある若者は、「あかすり師」を目指して美容関連の国家資格をとろうと、ソウルにある養成校で勉強中だ。この若者は、「あかすり師の仕事をする上で資格は必須ではないが、資格があれば賃金が高くなるので」と話していた。

業界団体の関係者によると、かつてあかすり師養成校の生徒は40歳以上の人が主体だったが、昨年以降、20代の若者が大幅に増え、全体の2割ほどとなった。

また、かつては食肉解体業者のイメージから興味を持つ若者が少なかった肉類加工業も注目されている。ソウルの有名校の大学院生は、精肉処理技能師の資格取得を目指して勉強中。待遇のいい肉類加工企業に就職することが目標だという。

韓国産業人材公団によると、精肉処理技能師の資格試験を受けた20〜30代の人の数は昨年1045人で、12年に比べて35%増えた。

高麗大学の金文祚教授(社会学)は、「留学帰りの人など、高級人材が人目を気にせず3K仕事を目指す現状から、就職難の深刻さが分かる。人材を無駄にしているとも言えるため、政府が早急に対策を立てて若者の就職難の問題を解決することが必要だ」と指摘した。

(編集翻訳 恩田有紀)