いよいよ今年の5月から、SIMロック解除の義務化が実施され、大手キャリアよりも割安な料金で毎月のスマートフォンの運用が可能となる格安SIMは、注目を浴びることが予想されます。
 
しかし、国内でモバイルマーケティングを専門とする企業 MMD研究所がMVNO10社とdocomo、au、SoftBankの通信キャリアの速度を比較するために実施した「2015年4月格安スマホ通信速度調査」の結果を参照すると、格安SIMにも課題があることが見えてきます。

昼時間帯の通信速度が一様に低下

 
格安SIM 通信速度
 
MMD研究所によりますと、本調査の調査期間・方法は、2015年4月9日、10日、13日〜15日の平日5日間に、東京・恵比寿のMMD研究所事務所内で、10時〜11時、12時〜13時、17時〜18時の3つの時間帯でMVNO10社とdocomo・au・SoftBankの計13社にて、通信速度テストを行ったもので、計測は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用し、平日5日間、朝・昼・夕の時間帯で各5回計測し、最大・最少の値を除く3回の平均値を記録したものとしています。
 
結果を確認すると、朝(10時〜11時)・夕(17時〜18時)のダウンロード速度は申し分なく、平均速度に関しても一定の基準に達しているように思えますが、昼(12時〜13時)時間帯に関しては、多くのMVNO各社のダウンロード速度が、1Mbpsを下回る数値を記録していることが分かります。この数値では、軽いブラウジングをするだけでもストレスを感じそうですね。
 
もちろん、この計測数値は地域差があるでしょうし、一概には言えない部分がありますが、格安SIMに関しては安さの反面、速度に課題も残っているようです。
 
 
参照元:MMD研究所
執 筆:クロス