一風変わったグッズやガジェットなどを取り扱うオンラインショップのHammacher Schlemmerにて、もはや板状ではないリング型次世代スケートボード「The Sidewinding Circular Skates」が販売されています。電子機器などは一切搭載していないのに、足をつかずにスイスイ動き回ることができ、「一体全体どんな仕組みで動いているんだ?」というような異次元の動きを見せてくれます。

The Sidewinding Circular Skates - Hammacher Schlemmer

http://www.hammacher.com/Product/87067



これが「The Sidewinding Circular Skates」。



使い方は簡単で両足で乗って、左右の足を交互に動かして車輪部分を傾けるようにするだけでOK。対象年齢は8歳以上で、耐荷重量は200ポンド(約91キログラム)。輪っか部分の直径は10インチ(25.4センチメートル)です。



輪っかパーツの内側にある緑色のリングがグルグル回転し、地面の上をスイスイ滑れるようになるわけ。



そんな「The Sidewinding Circular Skates」に乗ってスイスイ滑りまくっているムービーが以下のもの。

Orbit Wheel freestyle, 360's - YouTube

1人のスケーターが登場。



足元にはスケートボードの代わりに「The Sidewinding Circular Skates」。



スイーと滑る姿はこれまでのスケートボードやインラインスケートなどとも異なりかなり独特。



足を前後にゆらゆらと動かしながら推力を得ている模様。



そしてキュキュッと急旋回。慣れてくれば180度近いターンも軽々こなせるようです。





スケートボードの場合は推力を得るために地面を足で蹴ったりしますが、「The Sidewinding Circular Skates」では滑っている最中に足を地面につけることはありません。







スイスイ滑って……



リングを傾けて……



体をひねって……



クルリンパ。



といった具合に360度クルリとターンすることもできる模様。



「The Sidewinding Circular Skates」で滑る男性も思わずガッツポーズ。



しかし、乗りこなすのはかなり難しいようで、これだけ上手に乗りこなしているように思える男性でもターンの際に転んでしまうこともありました。



「The Sidewinding Circular Skates」の乗り方は小学生くらいの子どもの間で流行っているキャスターボードの動きにそっくり。

また、付属品には2つのリングをつなげるためのパーツもあり、つなげればキャスターボードのように滑ることができるようです。



なお、「The Sidewinding Circular Skates」は「OrbitWheel(オービットウィール)」という名前でも販売されており、記事執筆中の段階では並行輸入品がAmazonにて8990円で販売されています。ただし評価を見ると見た目以上に乗りこなすのが難しいようで、キャスターボードやインラインスケートを乗りこなす人でもうまく乗れないことがある模様です。

Amazon.co.jp | Newスケート【Orbitwheel】オービットウィール ブラック 【並行輸入品】 | スポーツ&アウトドア 通販



・おまけ

キャスターボードが前進する仕組みはスケートボードのチックタックと同じ原理だそうです。

TICK-TACK(チックタック)[スケボー START HOWTO #2.0] - YouTube