2014年9月に発表された民間給与実態統計調査によると、日本の年間の平均給与は414万円とのこと。

 その約2倍の800万円ともなれば、経済的なゆとりはかなりのもののはず。

そうなるとクルマだって、国産車はもちろん輸入車まで、選択肢はかなり広がるに違いありません(羨ましい……)!!

逆に選択肢が多いだけに、頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか?

そこで、豊富な選択肢の中から、選りすぐりの5台をご紹介いたします。

 

 トヨタ・クラウン

1955年の登場から国産高級車の一角を担う「トヨタ・クラウン」。

オーソドックスなセダンフォルムに王冠をモチーフとしたフロントマスクを組み合わせたスタイルは、圧巻の存在感と品格を放ちます。

インテリアは本革や木目パネルをあしらった上質な仕立てなうえに、センターコンソールにはナビゲーション画面のほかに、エアコンや車両設定用の画面も用意。先進的な装備の数々が乗員をもてなしてくれます。

経済的な余裕が生まれた「いまこそクラウン」。いかがでしょうか?

 

日産・スカイライン

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国産セダンの中でも、とりわけスポーティさに重点を置いているのが「日産・スカイライン」です。

海外で展開するプレミアムブランド“インフィニティ”印を掲げて登場した新型は、デビュー当初はハイブリッドのみでしたが、2014年5月には2.0L直列4気筒ターボエンジンもラインナップ。ちなみに、このエンジンは現行「メルセデスベンツ・Cクラス」にも搭載されているものと同じもの。

また、ステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵させる世界初のシステム“ダイレクトアダプティブステアリング”を搭載し、ドライバーのわずかな動きも見逃さないだけでなく、路面からの不快な振動をシャットダウンしてくれるので、快適かつシャープなハンドリングを常に楽しませてくれます。

 

ホンダ・アコードハイブリッド

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2013年6月にホンダがリリースしたミドルサイズセダンが「アコード ハイブリッド」です。

その名の通り、ガソリンエンジンにモーターが組み合わされている点は一般的なハイブリッドカーと同じ。しかし、「アコード ハイブリッド」は走行用と発電用の2つのモーターを備え、エンジンはモーターを動かすのに必要な電力を生みだすことが主な仕事となります。

その結果、燃費性能に優れており、このクラスとしては異例の30.0km/Lを達成しています。もちろん、ハイブリッドカーならではの軽快な走りをはじめ、驚きの静粛性も披露します。

 

 アウディ・A3セダン

Audi A3 Limousine

スタイリッシュなデザインと先進的な装備が特徴のアウディが2014年1月に発売し、着実に好評を得ているモデルが「A3セダン」です。

ボディサイズの拡大が目立つ輸入車のなかで、「A3セダン」は4465×1795×1405mm(全長×全幅×全高)と、日本の道路環境と実用性を兼ね備えた絶妙なサイズ。

また、わずか1400ccという小排気量なうえに、低負荷時には4気筒のうち2気筒が休止するエンジンを搭載するなど、内外装だけでなくメカニズムも先進的な一台です。

 

ポルシェ・ケイマン

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スポーツカーづくりの老舗であるポルシェが、2005年に発売した2ドアクーペの「ケイマン」が、実は良い値段に落ち着いてきています。

ポルシェを代表するモデル「911」でお馴染みの水平対向エンジンを車体の中央に配置するミドシップレイアウトを採用。重心を中央に低く設定できるこのレイアウトはスポーツカーの理想型とも言われており、コーナーでの想像以上の回頭性は一度味わってしまったらやみつき。単なる街乗りから、週末のちょっとした遠出の移動でも、スポーツドライブを楽しみたい方には最高の1台でしょう。

(今 総一郎)

憧れが現実に!! 年収800万円のクルマ選び おすすめ5車種(http://clicccar.com/2015/04/25/304453/)