探査機ドーンが準惑星ケレスの日陰側を撮影。謎の光点は暗闇では確認できず

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NASA が火星と木星の中間に存在する小惑星帯にある準惑星ケレスの日陰側の写真を公開しました。探査機ドーンが4月10日に撮影したもので、これまでに撮影されたケレスの画像でも最も鮮明なものです。 
画像で見るケレスはいかにもクレーターだらけ。高度3万3000kmにまで接近した今回の写真からは、ケレスの北極にあたるその稜線の凹凸もはっきりと見て取れます。ただ、この日光の当たらない側の写真では、話題となった「謎の光点」は確認できません。
 

ケレスは星自体が主に水(氷)で構成されていると考えられています。謎の光点についても地下からの水蒸気の噴出とする説が有力ですが、その詳細判明にはもうしばらく待つ必要がありそうです。

ドーンはこのあと4月23日にかけて高度を1万3500kmまで下げていき、そこで5月9日までケレスの探査をこなす予定。その後、最終的には地表から375kmにまで接近し、ケレス表面の3D写真や高精細な画像マップを撮影する計画です。

ちなみに、NASAはケレスの表面にある光点について、クレーター内にあるくっきりと明るいほうに"5"、その左下にあるボヤッとした明るい点には"1"というラベルを付けて管理しています。なおラベル"5"付近の温度はその周囲と変わらないものの、ラベル"1"は周囲より温度が低く、見ためは同じ光点でもその原因は違っている可能性が考えられています。