新体制で動き出す

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住宅ローンのリーディング企業「SBIモーゲージ」は2015年5月1日、社名を「ARUHI(アルヒ)」に変更する。また同日から浜田宏氏(元デル代表取締役社長、元HOYA代表執行役)を代表取締役会長CEO(最高経営責任者)に迎え、直海知之代表取締役社長COO(最高執行責任者)とともに、新しい経営体制で動き出す。

ギリシャ語で「始まり」を意味する

新社名の「ARUHI」は、ギリシャ語で「始まり」を意味する単語で、日本語の「ある日」とダブルミーニングになっている。家を持ち、新たな人生を「ある日」から「始める」人をサポートする思いが込められている。

浜田新CEOは4月21日の発表会見で、

「利用者を更に伸ばしていく為、住宅ローン企業は何をするべきかを再定義した。住宅ローンは長期間に渡るサービス。お金を借りてからの付き合いが長くなるので、購入後の手伝いも含めた住生活のプロデュースで長くお客様をサポートしていきたい。ARUHIから新しい人生を始めて欲しい」

と語った。

体制変更に伴い、住宅ローン専業から「住生活プロデュース企業」へと事業領域を再定義する。まず、5月1日より、新しいローン商品として、中古住宅とリフォームをセットにした「ARUHIフラット35(リフォーム一体型)」を提供。

また、15年6月からは、住生活全般をプロデュースする会員組織「ARUHIメンバーズクラブ」をスタート。引っ越しや新生活のみならず、ローン完済まで顧客のライフステージ作りをサポートする仕組みだ。家電や家具、水宅配などのサービスが優待価格で受けられるもので、年内には提携企業を10社まで拡大する予定だ。夏ごろには「自立する女性」用ローン商品を発表、またシニア用のリバースモーゲージ商品も予定している。

さらに10月からは、日本初の不動産情報サービス「ARUHI家探しサービス」も開始予定。11万件の実成約事例のデータベースに基づくもので、サービスに登録すると、顧客のプロファイルにあった物件種別やエリアの選定、事業者の紹介から住宅ローン返済計画づくりまで、総合的に家探しをサポートしてくれる。ARUHIは、面倒な住宅ローンから楽しい住宅ローンに導いてくれそうだ。