これが……ベイマックスの中身……!

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 映画『ベイマックス』で活躍するケアロボット・ベイマックスの中身が初公開され、愛らしい“ふわプニボディー”の中に隠されていた骨組みが明らかになった。

 『ベイマックス』は、東京とサンフランシスコを融合した架空都市サンフランソウキョウを舞台に、天才少年ヒロと、彼の兄タダシが遺したロボット・ベイマックスの絆と冒険を描いた物語。ベイマックスのかわいらしいキャラクターデザインが、日本の鈴や炊飯器などをモデルにしていることでも話題を集めていた。

 今回公開されたコンセプトアートによると、ベイマックスは基本金属で構成されており、電線や装置などの機器類は車の霜よけのようなビニールで覆われているとのこと。劇中でロケットパンチを繰り出す両腕は、プラスチック素材でコーティングされているという。またベイマックスは空気で膨らませてその体を維持しているが、収納時にはそれぞれの部品がどのように収縮するのかも細かく記述されている。

 さらにベイマックスがどのように起動するかが描かれたコンセプトアートも併せて披露された。以前ドン・ホール&クリス・ウィリアムズ監督が、ベイマックスの起源は米カーネギーメロン大学のソフトロボット学にあると述べていた通り、ベイマックスはしっかりとロボット工学の考えを基に構成されていたロボットであったことがよくわかる図となっている。(編集部・井本早紀)

『ベイマックス』MovieNEXは4月24日に発売