【恋するヴァンパイア】で映画初出演。戸塚祥太(A.B.C-Z)は美青年なのにちょっと奇抜!?
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 吸血鬼に狼男にフランケンシュタイン。どれかにならなきゃいけないなら、ダントツで一番人気は吸血鬼でしょう。狼男やフランケンはルックスがゴツいし、どう見ても女子向きじゃない。

 そこんとこ、吸血鬼は牙があるくらいでほぼ人間のまま。また、そのイメージもどこかロマンチックだったりします。

◆ジャニーズの隠し刀が映画初出演

 そんな吸血鬼の恋を描いたのが、現在公開中の映画『恋するヴァンパイア』。主役の吸血鬼・キイラに扮するのは桐谷美玲さん。そして、キイラが恋する青年・哲を演じるのが、ジャニーズの隠し刀・戸塚祥太さん(A.B.C-Z)なのです。戸塚さんは、本作が映画初出演となります。

 舞台は横浜。世界一のパン職人を夢見るキイラ(桐谷美玲)は、ひょんなことから幼なじみで初恋の相手・哲(戸塚祥太)と再会します。デートを重ね、哲との未来にも思いめぐらすキイラですが、吸血鬼であることはヒミツ。「私がヴァンパイアでも、ずっと好きでいてくれる――?」。

 禁断の恋にときめき、笑い、涙するキイラがとてもキュートです。だがしかし、ジャニヲタとして、いや女子としていやおうなしに目を奪われるのは、なんといっても“哲”! 戸塚祥太さんであります。

◆美青年だが……。戸塚祥太ってどんな人?

 戸塚祥太さんは、1986年11月13日生まれの28歳。読書好きでロックに明るく、豊富な舞台経験に裏打ちされた演技力を持っています。また、なめらかでいてハスキーな声音も強い武器。舞台で歌うように語るセリフまわしは“戸塚節”とでも名付けたく、独特の抑揚は一度聞くとクセになるほど。

 そんな戸塚さん、端正な顔立ちの美青年なのですが、ときおり奇抜な振る舞いをしてヲタをビックリさせることがあります。極限までハイウエストにしたズボンにシャツをインしてみたり、不思議な帽子をかぶってきたり……。

 まるで、自らの美を自分でからかっているようなのです。しかし、どんなに上手に隠しても、匂いたつそのセクシーさ、妖しさ、美しさ。

 “哲”も、キイラと再会した当初は冴えない男子なのですが、それでも“中の人”たる戸塚さんのきらめく瞳、柔らかそうな唇は、ものすごい勢いで女心を攻めてきます。壁ドンや顎クイなんて、わかりやすい戦法。だが、ボサ髪と頼りない視線だけで見る者を恋に落とすとは何事か。これが戸塚祥太さんのけしからんところです。

 本作ではキイラとの恋で成長し、自信をつけた哲の姿も拝めますので、“ダサとっつー”から“イケとっつーへ”の変貌を楽しむコスプレムービーとして観るのもいいかもしれません。

 戸塚さんは鎧みたいな皮に白く甘い実を隠したライチとか、中にびっしり紅い粒を孕んだザクロとか、果物でいえばそっち系。魔性の系譜の人だと思います。映画では誠実な青年を演じましたが、実は彼こそが“ヴァンパイア”……だったりするのかもしれません。スクリーンで、戸塚さんの魅力に恋の血潮を吸われてみてはいかがですか?

【恋するヴァンパイア】公式サイト http://love-vampire.com/

【A.B.C-Z】公式サイト http://abcz.ponycanyon.co.jp/

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>

【みきーる】
編集者&ライター。出版社勤務を経て、2000年に独立。ふだんは『週刊アスキー』などパソコン誌や女性誌、ウェブサイトで編集・執筆。著作に『ひみつのジャニヲタ』(カバーイラスト・江口寿史)『ジャニヲタあるある』『ジャニヲタあるある フレッシュ』『ジャニヲタ談話室!』など(イラストはいずれも二平瑞樹)。ジャニヲタ歴は、約20年。KinKi Kidsの担当に始まり、現在はグループを問わず応援する“事務所担”。mixiコミュニティ“ジャニーズチケットお見合い処”管理人。Twitterアカウント:@mikiru

●イラストレーター二平瑞樹の育児マンガ「にひパパの育児絵日記」⇒http://ameblo.jp/nihipon/