総務省が実施したスマートフォンアプリに関する調査によると、プライバシーポリシーに利用者情報の外部送信に関する記載がないにもかかわらず、利用者情報が外部に送信される不適正なアプリが約14%確認された(多くは位置情報)。

 同省によると、調査対象となったのは申請のあった全64個のアプリ。パケット解析などでアプリを解析し、プライバシーポリシー通りに利用者情報を取り扱っているかどうかを確認した。このうち9つがプライバシーポリシーに情報送信の有無を記載せずに送信していたという。

 また、プライバシーポリシー作成・掲載に関する実態調査によると、プライバシーポリシーの掲載率は向上しているが、記載内容が不十分なものが多かった。例えば、Androidの人気上位100位までのアプリのうち、何らかのプライバシーポリシーの掲載があるものは86%に達したが(平成25年度調査:60%)、個々のアプリ専用のものがあるものは19%(同:11%)に過ぎないという。

 これらの結果を踏まえ総務省は、第三者検証に係る実証実験を本年度も継続するなど、今後もスマートフォンの利用者情報の取扱いに係る安心・安全な利用環境の整備を目指し、必要な取組を進めていくという。今回の調査結果は、「スマートフォン プライバシーアウトルックII」(PDF)として公開した。