映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』

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5月9日(土)より全国公開の映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』。世界中に熱烈なファンを持つファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフの最新主演映画として話題の本作だが、撮影の裏では、この世界的に有名な俳優をキャスティングしたことによる「思わぬ苦労」があったことを、今回メガホンを取ったアレクサンドル・アジャ監督が明かしている。

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アジャ監督が「とても奇妙で、予期せぬ困難の1つだった」と話すその問題は、主人公イグの幼少時代を演じる子役を選ぶ際に起こったという。「ダニエルを配役した時点で、12歳の彼を演じる子役も見つけなくちゃいけなかった。問題は、地球上の誰もが"幼いダニエル・ラドクリフの顔を知っている"ということだったんだ! ハリー・ポッターのおかげでね。だから、彼そっくりの子供を見つける必要があった。まるでハリー・ポッターのそっくりコンテストのようだったよ」と、ダニエルの顔が世に知られ過ぎているが故、キャスティングに苦労した当時の様子を振り返る。

製作のキャシー・シュルマンも「子役を見つけるのはとても難しかったわ。子どもたちを見つけるために、アメリカ、カナダを探し回ったの。本当に演技ができる子どもでないといけなかったし、見た目も感覚も身振りも大人の俳優とよく似ていなくてはならなかったの」と、見た目が似ているだけでは務まらないこの役の難しさを語っている。

イグの子ども時代の思い出がとても重要な意味を持つこの映画にとって、子役選びは非常に重要なポイント。しかし、苦労した甲斐あってか「長い時間をかけてまさに、ぴったりの顔の子供を見つけたんだ!!」と、満足いく"ハリー・ポッター"似の子役を見つけ出せたことを喜ぶラジャ監督。数多の子役達の中から選ばれた、幼い頃のダニエルにそっくりなこの少年の姿を、ぜひ劇場で確かめてみて欲しい。

『ホーンズ 容疑者と告白の角』は、5月9日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷他全国公開。(海外ドラマNAVI)