ハワイを旅しているみたい! ブックコンシェルジュが選ぶ、大好きなハワイを感じる本

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一度は行ってみたい旅先として上位にランクインする“ハワイ”。最長12連休になる今年のG.W.に旅行計画を立てている人もいるのでは? 大人の知的好奇心を刺激する書籍と雑貨を揃える「マルノウチリーディングスタイル」のブックコンシェルジュ、北田さんに旅した気分を楽しめるハワイ本を3冊選んでもらった。癒しの島の知られざる魅力を教えてくれるはず!◆地元在住のカメラマンが映し出すハワイの海


ハワイ在住の写真家、クラーク・リトルが日本オリジナルで刊行した作品集。世界中のファンを魅了させているのは、神秘的な波の内側を映し出す独特の世界観。フォロワー数90万人を突破している彼のインスタグラムアカウント(clarklittle)も、チェックしてみて。

「著者は、ハワイのサーフスポットとして有名なノースショアの波を撮り続けているカメラマン。躍動感のある波の写真を眺めていると、時間を忘れてリラックスできます」

『Waves of North Shore』クラーク・リトル写真/PARCO出版/2484円

◆ハワイの素顔を綿密な取材で作家がレポート


作家・池澤夏樹氏によるハワイ紀行本。キラウエア火口やタロ芋畑を見に行ったり、ポイを食べたり。サーフィンやフラの由来、航海技術の謎を探ったり…現地での実体験を通して、ハワイ諸島の素顔を伝える。ちなみに、“ハワイ”は、島本来の言葉ではハワイイと発音するそう。そんな小ネタを学べるのも楽しい。

「リゾート地としてのハワイではなく、歴史や文化について詳細に記されているのが魅力です。 “本物のハワイ”を知りたい方にはうってつけの本。これからハワイを訪れる人の旅のお供にもおすすめです」

『ハワイイ紀行【完全版】』池澤夏樹著/新潮文庫/1029円

◆詩人が美しい言葉で綴るハワイ島の思い出


詩人・エッセイストで、比較文学者でもある管啓次郎が、ハワイ諸島と台湾の南東の離島・蘭嶼(らんしょ)の旅を綴った滞在記。土地の空気感を切り取った写真は、本人が撮影したものだとか。みずみずしい感性にあふれた言葉を追っているだけで、ハワイの美しい情景が浮かび上がってくる。

「見たことのない風景、聞いたことのない言葉、嗅いだことのない風の匂い…爽やかな文章で旅ならではの感覚を追体験できます。きっと机上の旅へと誘ってくれるはず」

『ハワイ、蘭嶼』管 啓次郎著/左右社/1836円