「できるオンナ」は自己主張がうまいことが発覚。一方「困ったちゃん」は…。

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あなたの職場にも、憧れの「できるオンナ」や、その対極の「困ったちゃん」がいるのでは。それぞれどんな特徴があるのかを知れば、理想の女性像に近づけるはず。働く女子の声を集めました。

評価の高い女性の特徴として多かったのが、「上司や部下など相手のポジションに関係なく、物怖じせず意見を通す先輩。嫌みのない話し方で主張するのがうまい」(28歳・事務)など、巧みな自己アピール力を持っていること。さらに「常に笑顔で対応してくれて、焦っていてもホッとできる」(27歳・営業)のように、笑顔をキープできることも憧れられる理由に。

「日本人は自己主張が苦手なため、はっきりと意見を述べると評価は一気にアップします。大切なのは、筋道を立てて冷静に話すことと笑顔です。笑顔は人に“ここは安全地帯ですよ”と思わせるツール。人の警戒心を解き、やり取りがスムーズになりますよ」(心理コンサルタント・晴香葉子さん )

「自己主張をするには、思ったことをそのまま言わず、まずは相手の立場を想像することが大切です。相手にとってメリットになるポイントを探し、そこをメインに伝えつつ自分の意見を通すと、うまくいきますよ」(『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さん)

一方できる女性とは真逆の、職場の困ったちゃんたち。「スポーツメーカーの仕事なのにガーリーな服でやってきた」(24歳・マーケティング)、「職場にスケスケのキャミソール+ミニスカートで来た後輩に驚いた」(27歳・事務)と、TPOをわきまえない見た目の女子たちに非難が集中。また、「とにかく敬語が使えない」(31歳・事務)、「“あざーす!”というメールを送ってきた後輩」(35歳・マーケティング)、「語尾をなんでも伸ばすのが、気になってしょうがない」(28歳・自営業)と、話し方で評価を下げている人も目立つ結果に。

「ファッションでも衿付きの服やローファーが流行るなど、現在の私たちは、きちんとしていることが求められています。なので、以前までなら“ゆる系”などとして見過ごされていたことでも、厳しく批判されやすい傾向にあるので、要注意です」(晴香葉子さん )

イラスト・micca

※『anan』2015年4月22日号より 《anan編集部》