開幕戦はガチガチ?それでも上位発進を決めた宮本勝昌(撮影:上山敬太)

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<東建ホームメイトカップ 初日◇16日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>
 「開幕戦はいくつになっても緊張する。パターを打つときも去年の『JTカップ』くらい緊張したよ」と初日4アンダーでホールアウトした後に話した宮本勝昌。事実、序盤2ホールで連続ボギー。「パッティングの動きがなめらかじゃない。“カク、カク”ってぎこちないんだよ」と、歴戦の猛者らしからぬ言葉も飛び出した。
『JTカップ』の宮本勝昌のプレーををフォトギャラリーで振り返る!
 緊張を語っているとある記憶が蘇ってきた。最終的には優勝を果たした2008年大会でも、緊張で大チョンボ…。「石川遼のプロ転向後初戦だったよね。その年の初日のティショットでダフっちゃってレディスティまでしか飛ばなかったんだよ」。運悪く距離計測が行われ、“88ヤード”を記録してしまった。
 開幕は特別といったところで、緊張は例年通りだったが、前半で立ち上がりの失策を取り返し、イーブンで後半に入ると1番ボギーのあと、2番からは4連続バーディ。最終9番もバーディで締め、「ミスらしいミスは少なかった」と7バーディ・3ボギーとスコアをまとめてくるところはさすがだ。
 昨年は『ANAオープンゴルフトーナメント』『 ゴルフ日本シリーズJTカップ 』に勝利。兄貴分・藤田寛之同様、40歳を超えてなお結果を残しているが、「QTから出てくる選手も、海外の選手も毎年新しい選手は実力者ばかりでしょ。人のことは構っていられないよ」と苦笑い。
 「(同組で回った)藤本とかいい動きで気持ちよく振るんだよ。自分は緊張しながら20年。シニアにいってもそうでしょう」と若手の強心臓に驚く姿は、宮本の実績からするといささか滑稽に思えてしまう。ただ、ベテランらしく緊張を飼い慣らした初日のプレーは“年またぎ連勝”の可能性を大いに感じさせた。

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