[練習試合]「プロとしての振る舞いを」U-18代表候補の攻撃リードしたレフティー・三好

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[4.15 練習試合 U-18日本代表候補 5-0 日本体育大 日産フィールド小机]

 U-18日本代表候補の攻撃を右サイドからリードしたのがMF三好康児(川崎F)だった。チームがなかなか攻撃の連動性を表現できない中で、右サイドから斜めに切れ込むドリブルやスルーパスがシュートチャンスに繋がり、自らも積極的にミドルシュート。「パスだけじゃなくてシュートも求められているところですし、自分の得意なところでもあります。点には絡んでいきたいですし、自分でも点を取りに行きたい」という言葉通りに強いゴールへの姿勢を見せていた。練習から素晴らしい弾道の左足シュートを見せているMFはカウンターから決定的なラストパスも披露。今月4日の新潟戦でわずかな時間ながらもJ1デビューを果たしている三好はその攻撃性能の高さを随所で発揮していた。

 13年U-17W杯で3試合に先発した三好だが、その後、前十字靭帯断裂で全治10か月の重傷。昨年は多くの時間をリハビリに費やし、代表チームからも遠ざかっていた。それでも今年1月のU-18日本代表ロシア遠征で復帰すると、主軸候補は3月の大分合宿、今回の神奈川合宿にも継続して選出。もちろん、代表のステージに戻ってきたことは嬉しいが、それよりも早生まれの選手として先頭に立ってチームを引っ張るつもりでいる。「怪我明けで代表から遠ざかっていたので関われることは嬉しいです。でも、一学年上の立場なので引っ張っていかなければならない。プロとしての振る舞いっていうのをできるようにしていきたい」。

 昨年のAFC U-19選手権で日本はいい形の攻撃をしながらも、最後クロスの精度を欠いてしまった。当時U-19日本代表のコーチを務めていたU-18日本代表・内山篤監督は精度の部分をU-20W杯出場権獲得目前で敗れた北朝鮮戦の敗因に挙げ、今回の合宿でも全体練習後にクロスからのシュート練習を実施。より精度を求められる中で、三好の左足キックはチームの武器となるはずだ。

「右に置いてもらっているので切り返しからの中(へのクロス)というのは自分の持ち味でもありますし、自分も狙っているところでもあるのでその辺のミスは許されないと思います」。アジアではわずかなズレが勝敗を左右するのは間違いない。その戦いへ向けて三好は「プロもズレには厳しいですし、自分はそこでできるようになればここでできるようになると思うし、普段から出れるようになることがここに繋がると思う」と語り、日常から磨いてU-18代表の勝利に繋げていくことを誓った。

(取材・文 吉田太郎)