今年もこの男がツアーを牽引する!(撮影:上山敬太)

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<東建ホームメイトカップ 事前情報◇15日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>
 三重県にある東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に開幕する国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」。開幕を明日に控え、昨年の賞金王・小田孔明がプロアマ大会に出場。最終調整を行った。

 賞金王として臨む今シーズン。しかし、プロアマを終えて引き上げてきた小田から最初に出てきた言葉は、思いも寄らぬ弱気な言葉だった。「今日は最悪でした。プロアマ史上一番悪かったかもしれない」。
 理由は“グリップがはまっていなかった”からだという。「グリップを替えて、全部つかまりすぎて左にいきました。ちょっとしたテープの厚さがだと思います」。このオフ、自宅にいたときに自分で巻いていたグリップが太く、その厚さで練習していたため感触が変わったことを原因にあげた。「明日は(太くするため)1.5巻くらいにしたいと思う。だけど、打ってみて調整するしかないですね」と不安は解消できずに初日を迎えることとなった。
 だが、小田はここで足踏みしているわけにはいかない。なぜなら昨季賞金王を獲得したにも関わらず、世界ランク52位だったため、「マスターズ」に出場できず悔しい思いをした。「やっぱり出てみたいですよ。でも推薦なんかは期待してないです。自分の実力で出ます」とキッパリ、すでに気持ちを切り替え来年こそはと意気込んでいる。当然、今年の目標には、賞金王だけでなく、“世界ランク50位以内”もしっかり加えた。
 そんな気持ちで臨む今大会は、過去に連覇を達成するなど相性の良い。「ここでは調子がダメでも、結局良い結果が出てますよね」と誰よりも自分がそのことを一番分かっているからこそ、不安があっても焦りはない。「東建に勝ったらマッチプレーに出られるかもしれない。まぁでもとりあえずは勝たないとね」と世界ランクを1つでも上げるべく多くの試合に臨む構えの小田。不安を自身の手でかき消し、大きな目標へ好スタートを決めることができるか。
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