XFN-ASIAによると、23日の米株式市場は、前日大幅反落したダウ平均は、朝方発表された1月のCPI(消費者物価指数)が緩やかな上昇でインフレ懸念が後退したことから、大幅反発。ただ、スタンダード・アンド・プアーズが今年の半導体売り上げの伸びを従来予想の8%増から5%増に下方修正したことから、ナスダック総合株価指数は上値が重い展開となった。米労働省が朝方発表した1月の季節調整済みCPIは、エネルギー価格が引き続き下落したことから、前月比0.1%上昇し、アナリスト予測の0.2%上昇を下回った。また、変動の大きいエネルギーと食品を除くコア指数は、前月比0.3%上昇となり、アナリスト予測と一致した。

  ダウ平均株価指数は前週末比62.59ドル高の1万0673.79ドルとなった。また、ハイテク株のウエートが高いナスダック総合株価指数は同0.93ポイント高の2031.25、S&P500株価指数は6.64ポイント高の1190.80だった。オッペンハイマーの主任投資ストラテジスト、マイケル・メッツ氏は、「前日の大幅安の反動で押し目買いが入っていた。ただ、続伸基調が今後も続くことには疑問だ」と述べた上で、この日の落ち着いたCPIにかかわらず、インフレ上昇懸念が残っており、金利が引き上げられる公算があるとの見方を示した。

  個別銘柄の値動きでは、投資判断が引き上げられたプロクター・アンド・ギャンブルは2.4%高、航空機生産工場の一部を売却したボーイングは1.1%高。ホーム・デポは1.3%と続落、インテルは1.89%安で引けた。 【了】