14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーの一戦は、0−0のスコアレスドローに終わった。

レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の表情に喜びはない。前半を支配したレアルだが、カルデロンでゴールを決めることはできなかった。勝負はベルナベウでのセカンドレグ次第だ。指揮官は次のようにはなしている。

「この結果には満足していない。我々はもっと良い結果に値したはずだからだ。だが、少なくとも最悪の結果の中ではベストの結果だね。我々の前半は完璧だった。後半はより激しくなったね。アトレティコがよりプレッシャーをかけてきた。我々は勇敢に、気迫を見せて戦ったよ。それからは少しプレーをコントロールするのが難しくなった」

「どうやって勝つか? 今回の前半のようなプレーを90分間続けなければいけない。過去の成績は我々にとって良いものではないが、我々は自信をもってこの試合を終えることができた」

最後に、アンチェロッティ監督は今回のマドリッドダービーについて、ミラン時代の2003年にCL準決勝の舞台で経験したミラノダービーと比較して次のように述べている。

「プレッシャー? ミラノダービーのときと比べれば、簡単だったよ」