「大関ヶ原展」開催中の江戸東京博物館

写真拡大

2015年は徳川家康没後400年。これを記念した「大関ケ原展」が東京都江戸東京博物館でを開催中だ。家康は1600年(慶長5年)9月、岐阜県関ケ原町を主戦場に行われた「関ヶ原の戦い」で東軍を率い、石田三成の西軍と戦って勝利を遂げ覇権を決定的なものにした。「大関ヶ原展」は、戦いに参加した武将にゆかり品々を公開。武具・甲冑などは過去最大級の規模で展示されている。

京都、福岡でも開催

「徳川家康没後400年記念 特別展 大関ヶ原展」は東京のほか、京都(京都文化博物館、6月2日〜7月26日)と福岡(福岡市博物館、8月7日〜10月4日)と計3か所で開催される。江戸東京博物館では5月17日まで。

「天下分け目の合戦」と言われた関ケ原の戦いは、勝利した徳川家のその後長く続く繁栄の起点。初代将軍として江戸幕府を開いた徳川家康の没後400年を機会に、時代の転換のきっかけになった出来事を、今に残るゆかりの品々で振り返る催しが「大関ヶ原展」だ。

「関ヶ原合戦画屏風」「関ヶ原合戦絵巻」の出陳数は3会場合計で10点以上になる予定で、この数は過去最多。また、合戦前日に密約を交わされた誓約書など、関ヶ原合戦にまつわる貴重な古文書を展示。有力武将たちがしたためた文書から、"信頼""裏切り""凋落"などが読み取れ、当時のスリリングな情報戦が浮かび上がりという。合戦そのものばかりでなく、"戦場外の戦場"も読み解いて行く。

東京展では、関ヶ原で家康が着用した伊予札黒糸威胴丸具足のほか、徳川秀忠、松平忠吉、重臣の本多忠勝、井伊直政、榊原康政、酒井忠次、酒井家次らの具足が並ぶ。また「金扇馬標」(久能山東照宮蔵)など、戦場で使われた旗や馬標などや、石田三成の刀や嶋左近の兜、大谷吉継の刀なども展示される。