Tシャツ上に塗布することで、チョークで自由に描ける

写真拡大

 MAKETEES(メイクティーズ、大阪市北区、三島ナヲキ社長、050・5809・8008)は、布地の上で黒板になるインクを開発した。シルクスクリーン印刷で布地に塗布し、アイロンで熱処理すると、インクの部分が黒板独特のざらつきを持った状態で固まるもの。まずは7月にも黒板をプリントしたTシャツを商品化し、店舗や教育施設などに売り込む。

 同社によると、木材や石材、ガラス、コンクリートなどに塗布して黒板状にするインクは存在するが、布地では初めて。インクに複数の特殊な素材を配合することで、布地上でも黒板のようになる特性を発見した。普通のチョークで書いたり、消したりできる。

Tシャツは1枚3000円程度(消費税抜き)で販売する。カフェ、飲食店でメニューや顧客向けメッセージを記す用途や、子どもの教材としての使用を想定している。さらに、制服やかばんなどに品ぞろえを広げる。

「企業の作業服なら、肩や腕などの部分にメモ書きできるようにして、現場で有効活用してもらいたい」(三島社長)としている。そうした商品販売のほか、インクの印刷を請け負うサービスも行う。インクのみを販売するかどうかは現在、検討中だ。