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マッスルスーツの提供を行うイノフィスが第三種割当増資による資金調達を実施したことを発表した。国内のみならず、香港や台湾からの投資も受け、調達額は総額8億640万円となった。

イノフィスは、「生きている限り自立した生活を実現する」を理念に掲げ、人の動作を助ける装置の開発に取り組み、マッスルスーツをはじめとする装着型の作業支援ロボットの販売を行なう会社。

マッスルスーツは、空気圧で稼働する人工筋肉のはたらきで装着者の動作を補助し、作業時の身体負担を軽減させる装着型ロボットで、腰部の補助に特化しており、人を抱え上げる・重い物を持ち上げる・中腰姿勢を保つといった作業時に効果を発揮する。

2014年に販売を開始し、2019年1月現在の累計出荷台数は約3,800台以上。介護福祉サービス、製造業、物流業、建設業、農業など、さまざまな業種で導入され、腰痛発生の予防、労働環境改善などに貢献している。

また同社は、2018年10月に腰部に加えて腕の動きもアシストする「マッスルアッパー」の販売を開始している。装着する事で大掛かりな設備を要さずに、重量物の取扱いが可能。



イノフィスは、1月31日にShun Hing グループ(香港)、JOCHU社(台湾)、NECキャピタルソリューションおよびベンチャーラボインベストメント(共同投資)、東京理科大学インベストメント・マネジメント、SMBCベンチャーキャピタル、三生キャピタルなどの計9つの企業らから資金調達を行なった。

今回の増資により新製品の開発投資やさらなる販促活動の実施に加えて、香港や台湾の企業とパートナーシップを組んで「海外展開への大きな一歩を踏み出す」と述べている。

(山田 航也)